校長挨拶
茨城県立三和高等学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

地域の強い要望により1986年(昭和61年)に開校し、今年度、創立39年目を迎えた本校は、満開の桜とともに90名の新入生を迎え、令和6年度のスタートを切りました。

本校の学校教育目標は「地域の産業発展に貢献し、地域コミュニティの発展に寄与できる人財の育成」です。その実現のために教職員が一丸となって生徒をサポートし、生徒たちの出身中学校や地域の皆様からは温かい見守りやご支援をいただいております。そしてそれぞれの生徒は、学業や部活動をはじめとする様々な活動に素直に、前向きに取り組んでいます。

 本校での学びは、机上の学びにとどまらず、「探究活動」を柱に、体験型の学習を多く取り入れています。このような環境で過ごす3年間は、「自分は社会にどう貢献して生きていくのか」ということを念頭に置いて、自分が得意なことは何か、何に興味があるのか、世の中にはどのような仕事があるのか、解決しなければいけない社会の課題は何なのか、などを模索し、学ぶ期間であってほしい、と入学式の式辞でお伝えしました。また、新入生代表生徒は誓いの言葉の中で、「三和高等学校の校訓である『誠心(せいしん)・精励(せいれい)・溌剌(はつらつ)』に恥じない生徒として、3年間、一日一日を大切に過ごす」と決意を述べてくれました。

 生徒たちがそれぞれの夢や目標を胸に、生き生きと学校生活を送り、やがて大きく羽ばたいてくれるよう、三和高等学校ならではの取り組みをこれからも継続してまいります。

 今後とも本校へのご支援、ご協力を賜りますようお願いいたします。

令和6年4月
 
茨城県立三和高等学校長  鈴木 厚子